湿気対策

エコフレ

2009年07月07日 17:32

住宅の工業製品化により使用された化学物質が 「シックハウス症候群」 の原因となりました。
そこで、日本で古くから使われている自然素材の建築材料・・・「木」や「土」を求める声が大きくなってきました。

壁に「漆喰」や「珪藻土」を塗ることにより、調湿、脱臭の効果が得られ、結露やカビ発生の抑制が期待できます。

ホームセンターでも「珪藻土」などが購入でき、DIY で手軽にクロスの上から塗ることも可能になりました。


但し、硬化させるための合成樹脂が入っているものもあるので、本来の効果を期待するならば、成分のチェックも必要です。

また、杉や檜、椹(サワラ)など、無垢の板を壁に張ることで、調湿や脱臭の効果が得られます。

「土」の壁も、「木」の壁も、一面だけ・・・など小さなリフォームが可能です。
やる気があれば、ご自分で施工することもできますね。^0^/
湿気対策と共に、楽しみながら健康な住まいへと、少しずつ変えてみてはどうでしょうか?

また、地元の「木」を使うことは、森林を守る大切な一歩にもなるのです。
この遠州地域には、日本三大美林の一つ、「天竜美林」があります。
この森林を守るためには「植林し、育て、伐採し、使われていく」という循環が必要です。
木材が流通することは、森林の荒廃を防ぐことにつながります。
この地で育った木は、この地の気候風土に適しているのです。

<倉布人>

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